ちっちゃいけどパワフル。いつも元気いっぱいの現役獣医師が、厩舎や牧場のごく普通の日常をご紹介します。
ブレーキング(馴致)
2006年12月15日 (金) | 編集 |
5秒で読めるこのブログ

でもね、今回は大作です!

10秒は必要です



みなさんも馴致(じゅんち)って聞いたことあると思います

門別競馬場では毎日、1歳馬のブレーキング(馴致)作業に追われています

馴致作業を行える競馬場は日本でもここ、門別競馬場だけなんですよ


ブレーキングとはウマの心の中の「野生」を壊し(=ブレイク)、ハミに慣れ、人を乗せ、競走馬としてともに生きていくための教育をする作業をいいます


村上厩舎でもやっていました、ブレーキング


これはドライビングといって、口向きやハミ受けをつくるための作業です
とっても重要なドライビング
これは熟練者でないとなかなかできないんです


腹帯をつける段階はすでに終わっていて・・・ちょうど人を乗せるための馴致シーンに

おジャマしちゃいました!


さあ、行こうか!
さあいこう!!
いよいよ始まりますよ~


乗った乗った!
暴れないでよ~
まずは重さに慣れさせ、人が背中に触れることに慣れていきます


次はまたいでみようか!
またぐぞー
ウマもヒトも緊張の瞬間です


キ、キ、キンチョー・・・
キンチョーー!
どっきどきです


大丈夫だったぁ~
やるじゃん、オレ
見よ、このほっとした顔!


さあ、今日はここまで・・・・ということで帰ろうとしたら

「先生、一番大事なトコ、撮ってないよー」

「なーに?」

「ほめるとこ~!」

「そっかー」
よしよしよしよしよしよし(長っ)
おーーーーーーーーよしよしよしよしよしムツゴロウっぽく!!


ムチャゴロウなみの愛撫を見届けて、厩舎を後にしました


この時期はウマが学ぶところをたくさん目にします


写真を見るとわかりますが、ブレーキングの間、ずっとウマは耳を指示する人間に向けて集中し、一生懸命ヒトに従おうとしています


ひとつひとつ覚え、やがて立派な競走馬になります


見てるほうとしては、毎日、感動です


でも馴致は危険が伴う作業でもあります


どうかみんな気をつけてくださいね





コメント
この記事へのコメント
そうなんです
オフシーズンの今が一番大切で重要な時期でもあります。多くのジョッキーも調教師さえも携わるこの作業をぜひ知っていただきたいと思います。
2006/12/16(土) 02:41:52 | URL | ハリケーンドクター #-[ 編集]
競走馬になる基礎を道営スタッフはオフシーズンの門別競馬場で教えていたのですね。本当にホッカイドウ競馬は全国的に重要な役割を担っていることがよく分かりました。話しには聞いていましたが、改めて思います。ありがとうございます。
2006/12/16(土) 00:24:29 | URL | 道営はすごい #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する