ちっちゃいけどパワフル。いつも元気いっぱいの現役獣医師が、厩舎や牧場のごく普通の日常をご紹介します。
凱旋門賞に行ってきました
2010年12月28日 (火) | 編集 |

みなさま

大変ごぶさたしております

ツイッターではうるさいくらいつぶやいていますが、ブログの更新が滞って申し訳ありませんでした

少し前のお話になりますが

10月3日(日)

フランス・ロンシャン競馬場で開催された凱旋門賞に行ってきました

ナカヤマフェスタ号の応援です

管理する二ノ宮調教師は99年のエルコンドルパサー以来の参戦

私は2着になったエルコンの応援に行かなかったことをずっと悔やんでいました

11年経ち、再び挑戦と聞いて、いてもたってもいられませんでした


フランスは初めての土地

ワクワクどきどきです


毎年、毎年
毎年素敵なポスターだと思います。
素敵なポスター



レース当日の朝
パリの街並み。素敵でしたよ。
この日だけ晴れたのー



ロンシャン競馬場
ロンシャン競馬場、入ってすぐ。



スタンドは
ロンシャン競馬場のスタンド。お客さんいっぱい。
お客さんがいっぱい



こちらは
ロンシャンのパドック。人、人、人。
パドック



日本からの参戦は二ノ宮厩舎のナカヤマフェスタ号角居厩舎のヴィクトワールピサ号の2頭

2頭の横断幕がパドックに貼られていたのが嬉しかったー



元気いっぱいな
パドックのフェスタ。元気いっぱい。
ナカヤマフェスタ号&蛯名正義騎手



そして
ヴィクトワールピサ号。実は右の手前に写ってる大きな男性、知ってる人(笑)
ヴィクトワールピサ号&武豊騎手



日本からも応援が・・・



こちらは関西テレビ放送「サタうま!」のこいちゃんこと
サタうまのこいちゃん。応援にも熱が入っています!
小出水さん・・・微動だにしない応援


スタンドには
応援団発見。この写真、二ノ宮先生に見せたら喜んでしました。
お手製フェスタハッピのご夫婦



レースはこちらです↓
2010年凱旋門賞の動画はここをクリック



優勝したのは英国のマイケル・スタウト厩舎
優勝したワークフォース。ジョッキーは泣きじゃくっていました。
Workforce(ワークフォース)号&ライアン・ムーア(Ryan Moore)騎手



ナカヤマフェスタ号は2着
ジョッキーも悔しそうです。でもいい顔。
ヴィクトワールピサ号は7着でした



レース翌日のPARIS-TURFの記事には
パリTURFの記事。ナカヤマフェスタが一面を飾りました。
一面を飾る2頭の英雄




マイケル・スタウト厩舎は英国・ニューマーケットで研修していたころ、毎日のように訪れていました

凱旋門賞の夜、ニューマーケットの友人からメールが届きました

ある調教師の奥さまで、彼女はマイケル・スタウト調教師の親友

メールにはこう書かれていました

「ワークフォース号の前走が惨敗だったことで、彼(スタウト師)はとても苦しんでいました。敗因がわからなかったのです。調教も、そして凱旋門賞の参戦についても、ずっと悩んでいました。苦しみ抜いて勝利をつかんだ彼を、私は誇りに思っています。」

レースの後に行われた表彰式で、ライアン・ムーア騎手はずっと泣きじゃくっていました

その意味が少しだけわかった気がしました

表彰式は・・・

勝者に対する大きな敬意に包まれた、あたたかくて素晴らしい式でした




レースはあまりにたくさんの観客で、私にはほとんど見えませんでした

でも放送でナカヤマフェスタって呼ばれてる

すぐに隣の英国から来たという夫婦に聞きました。「勝ったのはどの馬?2着は?」

「勝ったのはワークフォースだよ。でも日本の馬が2着だ。これはすごいことだよ!」




涙が出てきました

嬉しくて、悔しくて・・・




2頭がゴールし、引き返してきました

観客の前を通りすぎた時、いやワークフォース号はもう通り過ぎていたのに

大きな声援と拍手が起こったんです




異国の地、フランス・ロンシャン競馬場で

日本の馬に対して

ナカヤマフェスタ号に対して

優勝馬よりも大きな拍手が送られたのです




このときほど自分が日本人だということに誇りを感じたことはありませんでした

2着に敗れた馬を、世界中から集まった観客が賞賛している




ホテルまでの帰り道、行き交う人みんなに言いたかった

「私は日本人です。凱旋門賞2着の馬と同じ国に生まれたんですよ」





後日

二ノ宮先生からお手紙をいただきました

「あれが世界との差なのか」

悔しさがにじみ出るような内容でした

「夢をつかむにはたくさんの無駄が必要なのかもしれない・・・」

先生

私たちはこれからもずっとずっと応援しています

いつかみんなで夢をつかみましょう





そして

フェスタに送られた世界からの拍手

勝者に対する大きな敬意・・・





馬は

日本の馬のレベルは、確実に世界に近づいている

私たち日本人も、世界レベルにならなくてはいけない

競馬を、そして素晴らしいアスリートのパフォーマンスを、国境なく賞賛できるようになりたい

そう思いました





ありがとうロンシャン
ありがとう、ロンシャン。
日本の代表はまたここに帰ってきます





挑戦し続けることがどれだけ大事かを学びました。そして挑戦しなければチャンスは訪れないことも。
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